急げ!リフォーム補助金「給湯省エネ2024事業」予算進捗が予想外!?

皆さんは今年がリフォームのチャンスであることはご存知ですか?

理由は簡単です「補助金が豊富だから!」

昨年から始まった3省連携の住宅省エネキャンペーンですが、なんと今年は昨年の予算3000億円の約4割増の

「4215億円」の予算が確保されています。

補助金内容の詳細はこちらの記事をご覧ください。

今回はその中でも特に予想外の予算進捗を見せている「給湯省エネ事業」の項目について解説をしていきます!

給湯設備が古くなっていてこの補助金を受け取り、お得に買い替えたい方は必ず最後までご覧ください!

給湯省エネ事業2024とは

給湯省エネ2024事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、
高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、
「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/about/より

要するに、今後の日本の環境のためになる、環境にやさしい給湯設備を導入する際に受け取ることができる補助金のことを指します。

この補助金を受け取ることができる機種は以下の通りです

①家庭用燃料電池「エネファーム」

東京ガスのCMで見たことがあるかもしれませんが、簡単に言うと「発電して電気まで作れる給湯器」です。

千葉県内だと京葉ガスが一番大きいかと思いますのでリンクを貼っておきます。

普段捨ててしまう排熱を再利用できる環境にやさしいがす給湯器「エコジョーズ」と都市ガスの水素を活用して発電できる「燃料電池」を合体した給湯器です。

価格は補助金対象の中で最も効果となりますがその分補助金が1台当たり「20万円」出る機械となっています。

発電した電気は普段から宅内で利用することができ、購入電力(電気代)を抑えることもできますし、災害時はガスが届いていれば電気を使うこともできます(使える量は限られますが)

少し予算に余裕がある方はこちらを選ぶと良いでしょう!

※ガス会社しか販売していない商品ですので、ご自身のエリアのガス会社に問い合わせてみてください!

②ヒートポンプ給湯器「エコキュート」

エコキュートは空気の熱を利用してタンクにお湯を溜めていく電気式の給湯器です。

最大の特徴は「大きなタンク」です。日常的にこのタンクにお湯を溜めていることから、万が一の災害時に断水しても安心です!

ただ筆者としてはこの「エコキュート」はあまりお勧めできません。

以前は特別な電気料金プランを適用させて、安い深夜の電気を使ってお湯を作ることができるということから、光熱費を削減できる!というのが売りの一つでした。

ですが現在電気代はみなさんご存知の通り高騰しており、エコキュート用の電気料機プランも廃止もしくは値上げがされております。

また、電気では瞬間的にお湯を沸かすパワーが足りないことから、タンクに溜まったお湯がなくなってしまった場合、お湯が出なくなる「湯切れ」という現象も起きる可能性があります。

当然タンクの容量を大きくすれば湯切れの心配は少なくなりますが、その分設置スペースが必要となったり、外観に影響もあります。。。

個人的には、ガスのインフラが整っていない場合に「これしか選べない」という選択肢になるかと思います。

補助金は「13万円」です!

③ハイブリッド給湯器

最後はガスと電気のいいとこ取りのハイブリッド給湯器です!特に有名なのはリンナイ製の「エコワン」でしょうか

こちらは最初に紹介したエネファームにくっついている環境に優しく効率が良い給湯器「エコジョーズ」と空気の熱でお湯を作って貯める「エコキュート」が合体したものとなります。

エコキュートの欠点をエコジョーズで補える商品と言っても良いでしょう!

これはガス給湯器エコジョーズがついているおかげで「湯切れ」の心配がありません!

ただこの商品についても最近の電気代高騰の影響でお湯を作る為に電気を使うという観点から少し魅力が減ってきています。

もちろんガス料金も値上げしてきているので必ずしも電気を使う=光熱費が高いとはなりませんが気になるポイントです・・・

ですが前述のエコキュートよりは個人的にはおすすめの商品となります!

補助対象給湯器まとめ

それではこれらの給湯器がどの家庭におすすめなのかまとめます。

まずはエコキュートですが正直あまりお勧めできません。

個人的にはメリットが「ガスインフラが整っていなくても使える」くらいしか思いつきません・・・

ご自宅にガスが来ていない方についてはエコキュートを選択するしかないという感じです。

最もお勧めなのはやはりエネファームです。理由はエネルギーのリスクを分散できるという点にあります。

エコキュートの場合電気が来なくなってしまった場合全く機能しなくなりますが、エネファームの場合はメインで使っているガスが万が一止まったとしても自宅で電気が使えるという発電機能がついています。

また、エネルギーでどちらが止まる頻度が高いかというと「電気」だと思います。

ガスはよほど大きな地震が来ないと止まることはまずありません。一方電気は震災以外にも「計画停電」「台風による停電」「原因不明の停電」など意外と明日と比べると使えなくなるケースが多いです。

また、今高い電気代を買わずにガスから作ってくれるという点もポイントが高いです!

ただ問題は効果だというところです・・・

ここは給湯せつびにどれだけお金をかけるかという話になりますが、この補助対象の機種についてはどれも通常給湯器と比べると高いので3択の中では一番お勧めです。

ハイブリッド給湯器については、どうしてもエネファームに届かないという方の次の選択肢になるかと思います!対象機種の中では2番目にお勧めです。

ただ、エネファームと違って電気は作ってくれませんので、光熱費をお得にすることはできませんので、ハイブリッド給湯器とエネファームの導入コストの差額と10年間の光熱費メリットを併せて比較すると良いでしょう(給湯器の寿命が平均10年程度である為)

比較すると意外とエネファームの方がお得になるケースも多いかもしれません・・・

給湯省エネ事業の予算進捗について

遅くなりましたがこちらが本題です。

当然どの補助金についても予算が決まっており、予算に達したら終了というケースが殆どです。

簡単にいうと「補助金は早い者勝ち」な訳です。

その予算進捗ですが、6月17日時点で消化率が3割超に達したとのことです。

このキャンペーンは3月29日から申請を受け付けており、約2ヶ月で3割超に達したこととなる。

また、昨年度の同事業の予算進捗は申請終了時点で29%であり、既に昨年度の進捗を上回る数値となっています。

このままの進捗でいくと、実際の補助金の締め切りよりも早く受付が終了してしまう可能性が高いので、少しでも給湯器の買い替えを検討している方は早めに動き出すのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は給湯省エネ事業2024の予算進捗が想定よりも良いので急いだ方がいいですよ!という記事となりました。

最近はガス会社もリフォームを始めたりしているようですので、まずは選択肢を多く提示してくれる近くのガス会社に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

エネファームが最初から選択肢にないのであれば、ガス会社に限らず多くのリフォーム事業者が扱っているかと思いますので、当サイトを参考にして頂きながら問い合わせてみてはいかがでしょうか!

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